2026/04/10 Fri – 2026/04/10 Fri

西野壮平『Assembled 手の記憶』& LONG SEASON SLIDESHOW *ACADEMY

 

西野壮平『Assembled 手の記憶』

LONG SEASON SLIDESHOW *ACADEMY

 

西野壮平の新作写真集・『Assembled 手の記憶』のローンチを記念して、「LONGSEASON SLIDESHOW」から新しいプレゼンテーションを行います。*ACADEMYと銘打った新たなプラットフォームでは、作者が対談相手を招いてクリエイティヴについて対話とレクチャーを行います。

第1回の「LONG SEASON SLIDESHOW *ACADEMY」では、西野壮平×東辻賢治郎(とうつじ・けんじろう=翻訳者/ 地図製作者)のセッションを行います。ふたりはそれぞれのアプローチで「地図」に向き合い続けてきました。西野は2003年から世界各地の都市を歩き、膨大なシャッターを切りながら《Diorama Map》シリーズを制作し、身体的な「地図」を描いてきました。東辻は著作『地図とその分身たち』(筑摩書房、2024年)などで地図を多角的に論じてきました。ふたりの対話とスライドを用いた西野のパフォーマンスを通じて、身体的な経験、地図を歩くこと、経験の記述が作品や思考を生み出していくこと深掘りしていきます。また、スライドショーのゲストとして、若手写真家2名、木場龍門(こば・りゅうもん)と中嶋琉平(なかしま・りゅうへい)が参加。彼らが旅と移動のなかでとらえた身体的なスナップショットを見せてくれます。

 

西野壮平写真集『Assembled 手の記憶』について
世界各地の都市をつぶさに歩いて夥しい写真を撮影し、それを手作業で繋ぎ合わせ巨大な「地図」を描いていくこと。西野壮平の代表作《Diorama Map》シリーズは、その背後に、リアルなスナップショットの群れをかかえています。西野は、《DioramaMap》の「ピース」をあつめる目的で撮るのではなく、「まず写真そのものが先にあるのです」と語ります。都市にわけ入り、街のざわめきや人びとの体温に敏感に反応しながら、シャッターを切り続けてきました。現代アートと写真が交わる場所で語られることが多い西野ですが、いっぽうでキャリアのはじめから写真家らしいストレートなスナップショットを撮り続けています。モノクロフィルムをカメラに詰め、世界を追いかけたスナップショットの山。西野は約25 年のキャリアをふりかえりながらコンタクトシートに立ち返り、ほぼ2 年の時間をかけて写真を選びました。「自分は何を見てきたのか」。そうしてプリントを通じ自身との対話を繰り返し、全288 ページの写真集「Assembled 手の記憶」が生まれました。

 

 

著者・発行者: 西野壮平
編集: 池谷修一
ブックデザイン: 吉田昌平(白い立体)
プリンティングディレクション: 鈴木利行
2026年3月31日発行
私家版 A4 判変形 ( 297  ×  198  ×  24mm )  288ページ
モノクロ カラー
言語:日英
定価:7,700 円(本体7,000 円+ 税10%)

 

【プロフィール】
西野壮平/ Sohei Nishino
1982 年生まれ。歩くこと、旅を通して得た経験や記憶をもとに制作活動を続けている。近年の主な展示と活動に、「日本の新進作家展vol.10」(2012 年・東京都写真美術館)、「フェスティバルImages Vevey」(2012 年・ヴヴェイ、スイス)、
「Of Walking」(グループ展、2013 年・Museum of Contemporary Photography, シカゴ)「New Work: Sohei NishinoExhibition」(個展、2016 年・サンフランシスコ近代美術館)、「T3 Photo Festival TOKYO 2023」などがあり、国内外で展示発表を行なっている。アメリカのノースカロライナ州のCassilhaus ではレジデンスプログラムに参加(2016 年)。V&A ダンディー(スコットランド)で行われたグループ展でのレジデンスプログラムでは、滞在制作と同美術館で作品を展示した(2024 年)。アメリカのスタンフォード大学にあるDavid Rumsey Map Center では、地図についての研究と講演(2025 年)も行なっている。
www.soheinishino.net
https://www.instagram.com/sohei_nishino/

 

東辻賢治郎/ Kenjiro Totsuji
翻訳家。東京大学大学院、スイス連邦工科大学大学院で建築史・都市史を学ぶ。地図製作にもかかわる。訳書にレベッカ・ソルニット『ウォークス歩くことの精神史』、ロバート・マクファーレン『クライミング・マインド』、ジョディ・ローゼン『自転車』ほか。2024年に地図にまつわるエッセイ集『地図とその分身たち』を上梓。
https://totsuji.com/

 

木場龍門/ Ryumon Koba
2000年、神奈川県藤沢市生まれ。早稲田大学在学中に卒業論文として「現代社会における祭りの可能性」を執筆。2025年、祭りを題材にした初個展「ダンス!ダンス!ダンス!」を開催。出版物として、インド紀行写真集「一枚のポスターから」やスナップ集「前しか見えない目玉をつけて」などを発表。
https://www.instagram.com/ryuuumooon/

 

中嶋琉平/ Ryuhei Nakashima
2005年東京生まれ。2018年から新宿のスケーターをはじめスナップを撮影している。2023年にスケートボードに発光体を取り付け⻑時間露光で撮影し、スケーターの動きと街を捉える“searching light”を発表。また、2024年に初渡米しNYCに一ヶ月滞在して撮影、その後も東南アジアをはじめ各地で撮影を行う。自宅暗室で自らプリント作業を行い、展示やZINE制作など精力的に活動している。
https://www.instagram.com/naka_shim/

 

池谷修一/Shuichi Iketani
写真真編集者/インディペンデントキュレーター
展覧会制作の仕事を経て編集者に。2011年~2020年「アサヒカメラ」編集部に在籍。
写真集の編集、キュレーション、ワークショップを行っている。木村伊兵衛写真賞の運営メンバー。写真家たちの作品をスライドショーで提示するプラットフォーム「LONGSEASON」を主宰。T3 PHOTO FESでの開催を含め、これまで10回開催。近年手掛けた展示に「写真家はどこから来てどこへ向かうのか―世界を歩き、地球を変換する写真」(西野壮平× GOTO AKI)、「ウロボロスのゆくえ」(土田ヒロミ)、「KIPUKA: Island in My Mind」(岩根愛)、「たしか雨が降っていたから、」(インべカヲリ★)、「Fat Fish Observations Report(Planet Fukushima 5)」(菅野純)など。2025年「ニュー・ピクチャーズ」展(The Reference / ソウル)にキュレーション参加。
https://www.instagram.com/shuichi_iketani/
https://www.instagram.com/long_season_slideshow/

 

【開催概要】
西野壮平『Assembled 手の記憶』& LONG SEASON SLIDESHOW *ACADEMY
日程: 2 0 2 6 年4 月1 0 日( 金)
時間: 1 8 : 3 0 ~ 2 1 : 0 0
料金: 2 0 0 0 円( ワンドリンク付き)

写真集『Assembled 手の記憶』購入特典
( イベント参加費として5 0 0 円頂戴します/ ワンドリンク付き)

 

【タイムテーブル】
1 7 : 3 0 ~ 1 8 : 3 0 レセプション( どなたでも参加できます)
1 8 : 3 0 ~ 1 9 : 0 0
木場龍門、中嶋琉平作品上映+ トーク
~ 休憩~
1 9 : 1 5 ~
西野壮平×東辻賢治郎のセッションとパフォーマンス
( モデレーター: 池谷修一/ L O N G S E A S O N )
2 1 : 0 0 終演

 

* 事前予約受付中( 当日参加可能)
※ 件名に「西野壮平/事前予約」と必ず記載し、お名前、連絡先( 連絡のつきやすい携帯番号など) を明記の上、yoyaku@al-tokyo.jp までメールにてお申し込みください。
ご予約の受付は平日のみ対応となりますのでご了承ください。
* 先着順( 混雑時は立ち見になる場合があります)
* ドリンク販売有り

【展示販売】
* 参加写真家の作品集などを展示販売します。
主催: L O N G S E A S O N  @ l o n g _ s e a s o n _ s l i d e s h o w