2022/10/25 Tue – 2022/11/06 Sun

福津宣人 個展『光のありか』

福津宣人 光のありか
会期 : 2022年10月25日[火]- 11月6日[日]

このたび、東京・恵比寿の「AL」におきまして、画家 / アーティスト、福津宣人氏による個展「光のありか」を開催いたします。

「あらゆるものは模様のようなもの」とのビジョンを美術領域へ展開し、パターン・ペインティングという絵画様式で優れた創作を続けている、福津宣人氏。絵筆で塗ったりドロップして作る細かいパターン文様をもって彼の眼に映る風景や人物を描いています。それらは不自由な描画法に見えますが、具象と抽象の間にある無限の広がりを指し示し、「よりよく見る」力を付与されるような奥深い感動に満ちあふれています。

その絵画思想は絵画を超えた分野との親和力も強くしており、多くの建築家やクリエイターたちとの盛んなコラボレーションも、彼の資質の一部を表してきました。2016年には春日大社国宝殿において照明デザイナー岡安泉氏とともに常設インスタレーションを手がけ、またJUN OKAMOTOとのファッション×アートのコラボレーションや、さらに「MIYASHITA PARK」エスカレーターホールの天井に描かれた彼のアートワークも鮮烈な印象を残しています。

本展は、福津氏が約3年ぶりに開く個展です。「心を惹きつける景色とは何か」と突き詰めて考えてきた彼は、特に「心を揺さぶる光の在り方」に着目。今回は光が織りなすリズムと模様へ、より自由で多様な方法論で迫ろうとする最近の作品群で構成いたします。筆やペインティングナイフで描く模様を使った「パターンストローク」の新作を中心としながらも、模様から離れた近作、未発表だったモノクロのペインティングなども含め約40点を展示・販売いたします。また、ドローイングをあしらったオリジナルTシャツなども紹介・販売いたします。

【開催概要】
福津宣人 光のありか
会期 : 2022年10月25日(火)~ 11月6日(日)
会場 : AL(東京都渋谷区恵比寿南3-7-17)
開館時間 : 12:00~19:00 最終日のみ~18:00 会期中は無休

【ギャラリートーク開催】
2022年10月29日(土)15:00~16:00 入場無料
作品解説=福津宣人 聞き手=野老朝雄(美術家)

※本会場での展示作品は期間限定ECサイトでも公開しご購入いただける予定です。
https://speakfor.thebase.in

プロフィール|福津宣人(ふくつのぶと)画家/アーティスト
1969年、宮城県生まれ。東京都在住。映像クリエーターとして活動した後、画家の領域へと移行し、グラフィックパターンを使った独自の絵画様式を追究。近年の個展に「溶けていく模様」(2017年、GALLERY AL),「模様」(2019年、TOKYO CULTUART by BEAMS)。2016年、春日大社国宝殿にて照明デザイナー岡安泉氏による常設インスタレーションの映像を監修。2020年、渋谷MIYASHITA PARKエスカレーターホール天井画制作でも話題に。「空気の器 」(2019年、トラフ建築設計事務所デザイン)、「JUN OKAMOTO 2019-20 AUTUMN & WINTER」などコラボレーションも多数

【企画・主催】
GALLERY SPEAK FOR
https://www.galleryspeakfor.com

※新型コロナウィルス感染症対策のための施策にご協力いただきます。
最新状況により実施内容変更・開催延期となる場合があります。