丸尾伊代 神獣 -SHINJU-
会期 : 2026年5月8日(金)~ 13日(水)
キャンバスから強烈な存在感を放って見るものの心を動かす、狛犬や龍、狐など霊的世界に棲む生き物の図像。丸尾氏の筆が運ぶアクリル絵具は立体的な迫力を伴いながら咲き誇り、巧妙に設計された色彩の豊かさを真鍮や銀の箔の輝きが一層引き立てます。ドローイングペンを用いて加えられる工芸的な描き込みで、モチーフの眼差しは神秘的なオーラを帯びるようです。
丸尾氏は、闘病する家族を癒やしたいとの一心でアートの世界へ飛び込みました。独学で身につけた切り絵技法をもってデビューしましたが、フラワーアレンジメントの素養や切り絵のデザインなども統合した独自の絵画世界確立に取り組み続けています。26年から都内で本格的な発表活動をスタートしたばかり。未だキャリアの浅い新鋭ながら、広い文化的視野と大胆な構図、意外性を伴ったエンターテインメント感覚も光り、今後の成長への期待が高まっています。彼女の創作態度に一貫して通底しているのは、「祈り」への尽きない興味です。幼少期から影響を受けてきたという神社特有の意匠や世界観へのリスペクトと、祈る生き物ともいえる人間の一面へのアプローチとして、人々の祈りを常に見守り続けている「神の使い」に、絵というもうひとつの住処を作り始めました。「この生き物たちの眼差しから、一人ひとりが原点に向き合い、受け継がれてきた絆や祈りの意味を感じていただけたら」と丸尾氏は言います。
本展は、彼女にとってギャラリースペースで挑む初めての展示です。描き下ろし新作を含む、8号から50号までの大小近作、25点を展示・販売いたします。
【開催概要】
タイトル : 丸尾伊代 神獣 -SHINJU-
会期 : 2026年5月8日(金)~ 13日(水)
会場 : AL(東京都渋谷区恵比寿南3-7-17)
開館時間 : 12:00~19:00 最終日のみ~18:00 会期中は無休
【ギャラリートーク】
2026年5月8日(金)18:30~19:00 入場無料
作品解説=丸尾伊代
【アーティスト情報】
丸尾伊代 アーティスト
1992年、愛知県生まれ。フラワーアレンジメント業界や百貨店勤務を経て、2022年より切り絵作家Iyo Maruoとして活動。23年の「Independent Tokyo」出展をきっかけに都内へ移住。アーティスト奥田雄太氏に師事しながら独自の絵画流儀を確立し、丸尾伊代として本格的に創作と発表を始めた。25年、初めての個展「Zuiju」(永福町・22CAFE)を開催。yutaokuda studioによるグループ展「EMERGE」(26年、笠間市・常陸国出雲大社境内 ギャラリー桜林)に選出され、今後の展開が期待されている。東京都在住。
https://www.instagram.com/iyomaruo/
【主催】
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